INTILAQハッカソンシリーズ2018にてファシリテーターを担当しました。

こんにちは!タイムカプセル株式会社、広報担当の伊藤です。

先月2月17日・18日と2日間に渡り「INTILAQハッカソンシリーズ2018」にてRUNHACK・一次産業ハッカソンにて当社代表相澤と伊藤でファシリテーターを担当いたしました。

RUNHACKは3月に行われる「東北風土マラソン」にて実際に使えるようなアプリの開発を、そして一次産業ハッカソンでは一次産業が抱えている課題を解決できるようなアプリの開発を行いました。1日目はインプットセミナー・アイデアソンを中心に行い、2日目は終日ハッカソンにてアプリの完成を目指しました!

全体インプットセミナーでは【イトナブ 古山さん】にご登壇いただきハッカソンの概要・石巻ハッカソンのご紹介をいただきました。
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一次産業ハッカソンでは横須賀での講演に引き続き【アンデックス株式会社 三嶋社長】、そして石巻の一次産業について【6次産業化プランナー 森さん】にご登壇頂きご自身が感じる課題について熱く語って頂きました。
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そして今回NTT DOCOMO様より提供しています「docomo Developer support」のAPIを使用したハッカソンチームの中から審査して送られる「ドコモ賞」をご用意いただきました!
「docomo Developer support」の説明とDOCOMO復興支援に関してのご説明を水野様より頂きました。
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一次産業ハッカソンチームはフィールドワークとして農業のインプットセミナーへお昼ご飯も兼ねて一旦外へ。地下鉄荒井駅近くの「もろやファームキッチン様」へお邪魔しました。

こちらでは、ご家族で育てているお野菜を自分たちの手で消費者の元まで届けるというスタイルである種の6次産業化をなさっているご家族です。震災前はご自宅の一室でレストランを開業されていたそうですが、被災後様々な変化の後今のスタイルで運営なされているということでした。参加者の質問にもご丁寧にお答えいただき、とても貴重なインプットセミナーとなりました。
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インプットセミナーを終え、課題ごとにチームビルディングを行い、20時までチームワークの時間としDAY1を終えました。
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DAY2では各チームごとに終日ハッカソン!お昼ご飯もチャッチャッと済ませ、コーディングやデザインをPCと向き合い取り組んだり、発表会用のプレゼン資料作りと各々仕事をこなし、あっという間に発表会の時間に…

■優秀賞
RUNHACKより【ヒトリジャナイ】
マラソン中に辛くなった時に単独で参加をしているとくじけてしまいそうになるもの。それを単独で参加をした者同士がチャットで励ましあおう!といったアプリ。文字の読み出し機能がついているのでスマホを見なくても仲間の励ましののメッセージが読み出されて聞こえるというものでした!
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そして冒頭にご説明した「DOCOMO賞」もW受賞しました!
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■優秀賞
RUNHACKより【easy running】
マラソンをしてみようかな?でも今日の天気気温ではどんな格好をしていいかよくわからない…そんな課題を解決したアプリです。自分が走る場所の住所をアプリに入力すると場所に合わせた服装を教えてくれるという優れもの!「今日は最高のランニング日和ですよ。」や「今日はランニングはやめておいた方がよさそうな日です。」などワンポイントアドバイスも。ボッチソン(一人で開発)で大変だったと思いますが、素晴らしいアプリを開発してくださいました!
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■大賞
一次産業ハッカソンより【0.1FARM】
農業や畜産業など、実際に職につきたいけど、仕事はあまり休めなし誰にどう教えてもらえばいいか分からない…そんな課題を解決します!トマトなどの野菜や子牛など農畜産物。簡単に育ってしまうアプリはありますが、これはリアルタイムで動きます。長い長い日数をかけて育て上げる大変さ、発育過程でのアドバイスをアプリで身近に。今後は漁業に展開したり、マネタイズまで含めて考え、開発しました!
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大賞・優秀賞×2の他に3つのアプリが完成し、計6個のアプリがこのハッカソンから生まれました!

2日間の長期戦でしたが、びっくりするぐらいあっという間に時間が過ぎて、とても貴重な経験ができました!関東に住んでいると東北を思っていても、課題まではなかなか拾い上げられませんが、こういった機会で一緒に考えることができるととても距離が近くなった気がします。

ご参加くださった皆様、またご協力くださった皆様、お疲れ様でした!誠にありがとうございました!