大山フィールドワークアイデアソンを開催しました!

こんにちは!
タイムカプセル株式会社、広報担当の伊藤です。

先日17日(日)に伊勢原市・秦野市・厚木市さんとの合同事業「大山フィールドワークアイデアソン」を開催いたしました!

25530458_1504387312971590_707820151_o当初は雨予報の中どうしよう…

と思っておりましたが、当日は晴天!この上ないお天気の中開催することができました。

今回の「大山フィールドワークアイデアソン」は地元の若者たちを対象とし、午前中は実際に大山をフィールドワークしてもらい、午後にフィールドワークを踏まえたアイデアソンを開催し、大山に若者がたくさん来てもらえるような若者らしい斬新なアイデアを出してもらおう!ということを目的としたイベントです。

今回は沢山のご応募をいただきまして、合計20名のご参加者と共にフィールドワークを行わせていただきました!

午前中のフィールドワークは山頂を目指す【山頂コース】・ケーブルカーを使わずに女坂をひたすら登り阿夫利神社を目指す【女坂コース】、大山の下町とも言える宿坊を巡る【宿坊コース】の3コースに分かれて行い、それぞれ約4時間のフィールドワークを満喫していただきました!

IMG_1680昼食は地元伊勢原高校の生徒さんが考案したという「大山ウォーク」というお弁当をお配りさせて頂きました。

お肉がぎっしり入っていて贅沢なお弁当〜!

午前のフィールドワークで疲れた体にはかなりの栄養になったのではないでしょうか。

またみんなで食べるお弁当は格段に美味しいものがありますよね。

そんな遠足気分にも似たような雰囲気も味わってただきながら、午後のアイデアソンに移っていきます。

午後からは3コースが一同に集まり、アイデアソンを開催します。

今回場所を提供してくださったのは、阿夫利神社下社内の憩いの場とも言える場所「参集殿」。こちらの2階を会場として使用させていただきました。

心優しいお店の方が暖房器具を沢山ご用意してくださったり、温かいお茶をご用意してくださったりととても温かなお心遣いをいただき、とても嬉しく思いました。

IMG_1681アイデアソンを開催する前に、弊社代表の相澤より会社の説明やアプリに関する話をさせていただきました。

お昼を食べてウトウトしながら…かな?と思っていたのですが、お疲れの中、みなさん真剣に聞いてくださりありがたかったです。

午後の進行は一般社団法人の共同代表であります竹田和広氏がファシリテーターを務め進行して行きます。

竹田氏は横須賀市内の私立高校など様々な場面で、高校生を中心とした若者向けのプログラムを担当しておられます。

 

伊藤は「若者向けイベントなら竹田あり!」と勝手に思っているぐらい、素晴らしい進行をされる方です。
今回もサポートをさせていただきながら、沢山勉強をさせていただきました。この場を借りて御礼申しげます!

いつかは竹田氏のようなファシリテーターを務めたいな〜と思っております…!

アイデアソンでは、山頂コース・女坂コース・宿坊コースの3つのコースの参加者が1つのチームを組めるように、アイスブレイクをしながらチーム組みを行い、和やかな雰囲気からスタートいたしました。

IMG_16913つのチームに別れたところで、まずは「大山の魅力」について、大きな模造紙に質より量!の要領で、沢山の魅力を書き出していきます。

余談ですが、今回アイデアソンを開催する前に「アイデアソンに参加したことがある人?」という質問をしたのですが、意外や意外!アイデアソンに参加するのが初めてな方ほとんどでした!今回のアイデアソンを通して様々なアイデアソンに参加してほしいなと思いました。

初めての事でやり方に戸惑ってしまう生徒さんもいらっしゃいましたが、チームに弊社の社員が話をしたり、一緒にアイデアを出し合ったりして、戸惑っていた生徒さんも少しずつ慣れて来て行く様子を見てホッとしました。

各チーム同じことをしていても、使う色が違ったり、書き方にこだわりがあったりと様々なチーム色が出ていて、若者らしい個性的な・独創的なアイデアが生まれそうでこの時点からワクワクしてました!

IMG_1715次は、「若者が(あるいは自分が)行きたい場所」についてポストイットに沢山書き出して行きます。

ポストイットには「ディズニーランド」や「新宿」など若者らしい場所が沢山書き出されいていました。

次のお題は少し視点を変えて、大山にあったらいいなと思うものをたくさん出してもらいました!

ここでは「ラーメン屋」(←当日寒かったから!?)や「スキー場」「水族館」「動物園」となんだかワクワクするテーマパークのようなアイデアが多くでましたね。

 

見ていて、「ラーメン」も「スキー場」も「水族館」も「動物園」もインスタ映え(=若者が行きたくなりそう!)しそうな場所が上げられていました。

若者の集客には写真映えは欠かせない重要なものなのかもしれませんね。

IMG_1716そして、ここまでたくさん出たアイデアの中で似たようなアイデアをまとめて行き、チームでまとめたい内容を1〜2つに絞ってもらう作業に入ります。

チーム内で投票をして、その中で選ばれたアイデアに関して4W1H(いつ?どこで?誰が実施する?なにを?具体的にどうやって?)を意識しワークシートにまとめて行きます。これがチームで行う最後の作業になります。

まとめた内容を寸劇で表現するもよし、説明上手な人が発表するもよし、発表方法も各チームで練ってもらい、PR方法を考えます。

 

IMG_1717今日初めてあった人も多い、学校や住んでいる地域もバラバラの学生たちが、大山を盛り上げる一つのアイデアを考え出す作業を行うことは、とても難しいことかもしれませんが、意外に話もたくさん弾み、ワークシートにスラスラと書いていく学生たちを見て本当に未来は明るいな〜と感慨深い気持ちになりました。

まとめ作業の時間が終わり、いよいよ発表の時間です。3分間という限られた時間の中で自分たちのアイデアをいかにPRできるのか、要所をいかにコンパクトにまとめられるかが求められて来ます。

 

今回発表をしたのは5チーム。簡単ですが学生たちが出してくれたアイデアを紹介します。

【美化・擬人化で、若者を呼び込む】
・おおやまめぐりガイドにキャラクターを入れる!アプリに表示されるキャラクターを民間の方から集め、応募したキャラクターが採用されたら豪華景品がもらえる!(既存のアプリを改良し、市民を巻き込んで盛り上げていこう!というアイデア)

【原宿より大山】
・若者をターゲットとした登山カフェを作る案。おしゃれで自然とマッチしたカフェを見晴台や山頂・こま参道などに設けインスタ映え・カフェ巡りファンの集客を狙う。登山途中に名所の解説機能をつけたARアプリを連動させ、クーポンを配信したりもできる機能をつける!(都会とは違った雰囲気の中カフェでゆったりしたり、非日常的な体験をしてもらおうというアイデア)

【冬のイルミネーションは大山で】
・冬場の閑散期の集客を若者やファミリー層・外国人観光客向けにイルミネーションを通してアプローチする。インスタ映えを狙い大山の知名度を上げていくことが目的。新しいハッシュタグでPRをし、イルミネーションは大山名産の「こま」をモチーフにしたものを展開するなど、とにかく大山の知名度を上げていこう!というアイデア。

【第一次大山温泉計画書】
・山の麓や神社付近で休憩所を兼ね備えた温泉施設を作る計画。サウナやエステを完備することにより女性客の集客を狙う。大山の源泉や景観に着目した登山客の癒しになってくれればというアイデア。足湯で気軽に入れるようにする他、天気情報や周辺のパンフレットスペースを設けることにより、情報発信場としての役割を果たす。

【Oh!!!YAMA!】
・得点型スタンプラリーを採用し、名所を巡る。位置情報機能を活用し山頂までの距離や一番近くのトイレまでの距離を把握できるようにする。移動距離やおみくじの運勢・大山寺のかわらけ投げを得点化しスタンプラリーの得点が増えて行き、特産品と交換できるようにするアイデア。リピートを期待できる他、アプリを通じて名所についてたっぷり楽しめる充実感を得られる。

各チームこの内容を発表していただきました!

【Oh!!!YAMA!】や【第一次大山温泉計画書】は寸劇を入れて発表してくれたり、各チームいろんな色があってとても面白かったです。

アイデアに対して、参加者の他に3市の職員様・タイムカプセル要員・ファシリテーター竹田氏も含め1人1票を5チーム中1チームに投票していただき、最優秀アイデア賞を決めさせていただきました。

映えある第一位に輝いたのは…!

IMG_1739既存のアプリを利活用するアイデアを出してくれた【美化・擬人化で、若者を呼び込む】チームでした!

最優秀賞として1人に1個ずつ賞品として、阿夫利神社開運ボールペンを送らせていただきました。

表彰をもちまして、今回のアイデアソンは終了となります。

みんなでケーブルカーに搭乗し、大山ケーブルカー駅で記念写真を撮り、解散です。

文句無しの晴天で始まった今回のイベントですが、アイデアソン開催中には雪もちらつくという、様々な山の天気を体験できとても貴重な経験となりました。

また今回のアイデアソンはJcomさんが取材に入ってくださいましたので、アイデアソンの内容を22日(金)の18:00〜Jcomチャンネルで放送予定です。

IMG_1748伊藤が住む横須賀市でも同じ内容が放送されるかは不明ですが…放送していただけることを祈っています!

朝は早くから、みなさんお疲れ様でした!

このようなイベントでまた皆様にお会いできる日を楽しみにしております。

以上17日に開催しました大山フィールドワークアイデアソンのレポートでした!

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!